登記事項証明書をネットで簡単にとる方法

土地や建物、または会社などの権利関係を証明する登記事項証明書。

専門家や企業の法務担当者でなくても、法務局に請求すれば誰でも証明書の発行を受け、その内容を確認することが可能です。

ただ、平日の8時30分~17時15分に法務局へ足を運ぶのは面倒ですよね。

ネットを利用すれば、わざわざ法務局に行かなくても登記事項証明書を取得することができます。

今回は、登記事項証明書のオンライン請求のメリットと請求方法をご紹介します。

通常(法務局窓口)の登記事項証明書の請求方法

最寄りの法務局へ行く→所定の申請書に記入する→登記事項証明書が交付される

通常の請求方法では、最寄りの登記所へ出向かねばなりません。

会社の登記に関しては、全国どこの会社の登記事項証明書でも取得することが可能です。

不動産に関しても最寄りの法務局で全国どこの土地、建物であっても登記事項証明書を取得することが可能です。

ただし、会社が解散してしまっていたり、過去の会社の登記事項を調べたり、不動産でコンピューター化されていない登記事項証明書については、管轄の法務局にいって書面による申請をしなければならなりません。

 

登記事項証明書のオンライン請求のメリット

■自宅にいるだけで取得できる
オンライン請求を利用すれば、土地や建物、また会社についても、管轄を問わずシステムから申請することができます。
証明書は郵送されるため取りに行く必要もありません。

■平日8:30~21:00で利用できる
法務局の業務時間は通常、平日8:30~17:15です。オンラインなら21:00まで利用可能です。

■手数料が安い
法務局の窓口で申請するよりオンライン請求のほうが手数料が安く済みます。

窓口の申請では600円かかりますが、オンライン請求の場合は480円です。

 

登記事項証明書のオンライン請求の流れ

①法務省が提供する「登記・供託オンライン申請システム」にアクセスします。「かんたん証明書請求」からご利用ください。初めての方は、まず申請者登録を行います。

②取得したい土地・建物または会社・法人の情報を入力して検索します。

③該当のものを選択して申請(請求データを送信)します。

④手数料を電子納付します。インターネットバンキングかPay-easyに対応したATMによる納付が可能です。

⑤証明書が発行され、郵送されます。最寄りの窓口での受け取りも可能です。

面倒に感じる手続きも、オンライン化によって便利になりました。登記事項証明書の取得が必要になった際にはぜひお試しください。

 




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    ABOUTこの記事をかいた人

    1980年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了後、研究所研究員、プロギタリストを経て司法書士・行政書士として神奈川県内で「司法書士・行政書士事務所 ローライト湘南」を運営。専門は法人設立、融資サポート、営業許可申請。「100年続く会社づくり」を目標に経営者とともに悩み、企業の問題解決に取り組んでいます。