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中小規模のお店の立地で失敗しやすいポイント3つとその対策 – 経ブロ
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中小規模のお店の立地で失敗しやすいポイント3つとその対策

開業する上で最も気を付けなければならないポイントが「立地」です。

そして最も失敗しやすいポイントも「立地」です。

お店の立地で独立開業が成功するかどうかが決まるといっても過言ではありません。

いまどこで開業しようか悩んでいる方はぜひこの記事を読んでみてください。

 

1.ダメ立地を選んでしまう

あなたは開業する物件選びをするときに何を基準に選びますか?

「賃料が安い物件」

「近くに競合店がない場所」

なんて答えた方は非常に危ないです。

おそらくその基準で選べば失敗するでしょう。

お店の戦略や宣伝の仕方で失敗してもいくらでも立て直しができますが、立地で失敗してしまうと立て直しはほぼ無理です。

にも関わらず立地に対して安易な選択をするケースがあとを絶ちません。

ダメ立地を回避する方法

開業する場所を選ぶ際に必要なのは徹底的な調査です。

調査をするポイントは

です。

物件を選ぶ際にきちんと駅の乗降客数や人口などをチェックしていますか?

していないならばすぐに調べましょう。

インターネットで「駅 乗降客数」等のキーワードで調べればすぐに出てきます。

意外と自分のイメージと違うことに気づくでしょう。

もちろん乗降客数や人口が多いだけではなく、自分の事業の顧客の対象が多いか少ないかで判断しましょう。

お客さんが徒歩でくることを想定するならば500m圏内、自転車で来店するようなら2キロ圏内が商圏の目安となります。

また駅から人の流れがどうなっているか、周辺にある集客力の強い施設は何か、実際に物件が人の動線からどう見えているかを調査します。

この時点で人の目に触れない物件はやめた方がいいでしょう。

集客に想像以上に苦労することになります。

物件の安さ以上に広告宣伝費を投入しなければならないため、まったくお得な物件ではありません。

 

2.一等地を選んでしまう

駅前角地などの一等地は人通りが多く儲かりそうと感じるかもしれませんが実際に儲けるのはかなり難しい立地になります。

少なくとも中小規模のお店で費用をかけて開店しても採算をとるのはほぼ無理でしょう。

現実問題として大手企業のマーケティング担当のチームが精密な調査をした上で開店をしても採算が合わないことが多いです。

1等地に出店している大手飲食チェーン店は採算が取れていないとの情報もあります。業界ではこうした立地では儲けがでないのが常識になっています。

こうした立地で儲けが出せるのは世界的に有名な高級ブランドのお店です。1等地がステータスとして使えるのはこうしたお店ぐらいで中小規模のお店があえて勝負をかけてだす立地ではありません。

 

一等地は避ける

独立開業時いきなりお金をかけて一等地にお店を出そうと考える人は少ないと思いますが、そのような計画をたてているならやめておきましょう。

大手企業の資金力や宣伝力を使っても難しい立地で中小規模のお店が勝てるわけがありません。

この失敗を防ぐのは簡単で一等地を開業の候補から外せばいいだけです。

 

3.競合店のないことをチャンスだと思ってしまう

競合店がないところで出せば競争せずに集客ができるなんて思ってませんか?

これは失敗する典型例です。

競合店がない = 需要がない

ということがほとんどです。

もちろん需要があってライバルがいない場所がみつかれば間違いなく成功しますが、既存業種でそのような立地を誰が放っておくでしょうか?

競合店がない場合は何かおかしいなと思うことが大切です。

 

弱い競合店しかない場所を選ぶ

需要がない場所を選んでしまう失敗を防ぐ簡単な方法があります。

それは競合店を探すことです。

その場所で競合店が存続しているということは確実に需要があるということの証明でもあります。

あとはその中で自分が確実に勝てそうな競合店を選んでそのエリアで営業を開始します。

立地で勝ってもいいですし、商品やサービスの内容で勝ってもいいでしょう。

実際に飲食店はこの方法で成功するケースが多いですね。

別に相手をつぶすようなことをするわけではないので安心してください。

同じような趣向をもった人が同じエリアに集まるものです。

エリアの需要をみるために既存店を利用させてもらうだけです。

この方が競合店をない場所に開くよりもはるかに効率的であることがわかると思います。

 

まとめ

集客のカギとなる要素のうち「立地」の占める割合は40~60%と言われています。

商品・サービスよりも重要な要素です。

開業をする際には失敗しないために「立地」についてとにかく徹底的な調査を心掛けてくださいね。